TARO100祭(生命の樹)

岡本太郎さんが生誕100歳ということで、
南青山にある岡本太郎記念館では「TARO100祭」がやっております。

TARO100th

太郎さんといえば100周年は「太陽の塔」でくるのかな?
と思っていたのですが、やはり来ました!
そこで個人的に1つ期待していたモノがありました。それは・・・

今では見れることができない「生命の樹」、それが今回の企画展です。

TARO100th

「生命の樹」は太陽の塔の胴体(内部)に展示されていたモノで、
万博が開催されていた時は塔へ入って見ることができたのですが、
現在では(太陽の塔を外観を見ることはできても)内部には入れません。
それを今回模型にし、見ることができる貴重な展示企画でもあります。

Tree of life (Model)

様々な生物の模型が、1本の樹に飾られております。
(下から上へ行くごとに、生物たちが進化しています。)
実際の模型は円谷プロが制作し、当時は塔の内部で動いていたというのだから、
結構面白そうですね。

この他に「生命の樹のラフ画」から、
万博に展示された「母の塔」「青春の塔」の模型もあります。
期間は2011年2月23日から6月26日までなので、気になる方は是非どーぞ。

こんなモノを見せられたら、やはり見たくなるのが「太陽の塔」
私は東京在住者なので、大阪の万博公園まで行かなくてはなりません。
うーん、どうしよう・・・と思っていたら、行っちゃいました(笑)。

次回「太陽の塔」です・・・☆


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「こどもの樹」(渋谷区の岡本太郎作品②)

JR渋谷駅から10分ほど歩くと「こどもの城」という施設があります。
そこの入口に、にょっきり立っているのが
1985年の作品「こどもの樹」(Tree of Children) があります。

Tree of Children

道路に面しているので、誰でも無料で見学できます。
「お金を払わず、身近に芸術作品と触れる」
という太郎さんの姿勢がここにも現れています。

Tree of Children

こどもというテーマなので、いろいろな「顔」があります。
顔といえば「顔のグラス」や「座ることを拒む椅子」もカワイイですね。
太郎さんのデザインする顔はどれもシンプルでユニークです。

Tree of Children3

あなた好みの顔はどれですか?
顔は全部で15個くらいあったと思うので、
是非一度、渋谷に行ったときは足をはこんでみて下さい。

気がつけば「岡本太郎生誕100年」になり、
岡本太郎記念館でも特別企画をやっているので必見ですね。

次回「岡本記念館・TARO100祭」へ・・・☆


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「明日の神話」(渋谷区の岡本太郎作品①)

岡本太郎のアトリエが南青山にあったことから、
渋谷近辺には彼の作品が様々な場所で無料展示されております。
・・・というワケで「渋谷マークシティ(2F)」にある 『明日の神話』 へ行って来ました。

Tomorrow's Mythology1

大阪万博のプロデューサーを引き受けて、とても忙しかった最中に、
メキシコの富豪から依頼されて描いた1968年の作品です。

同時期に作られた『太陽の塔』は、大阪万博を祭りとし、
それを司るシンボルとして建てた作品、いわば「光」。
地球の裏側で作られた『明日の神話』は原爆をモチーフとした暗い闇、それが「影」。
静と動、愛と憎、光と影・・・全く異なる2つのモノがぶつかり合い、
火花が散り、そこで生まれる芸術 『対極主義』 を打ち出した
岡本太郎らしい作品です。

そして近くから見ると、中央に描かれている「ドクロ」が分厚く作られており、
浮き上がっているのがわかります。(結構迫力があります。)

Tomorrow's Mythology2

さらに近づいて見ると・・・
描かれている板が 「反り上がっている」 のがわかります。
(作品がムキ出しなのでダメージがあるんでしょうね。)

Tomorrow's Mythology3

通常ならこれだけの大作なら、ガラス張りにして保存状態を良くしそうですが、
そこは亡き太郎氏の考えを尊重し(あえて)「ムキ出し」状態で
展示されているのがわかります。

海外では何億円もする絵画が、普通に壁に展示されている美術館もあり、
おまけに無料で観れたりする所もあるので、それに共感した太郎氏は、
「無料」で「身近」に観れることを大事にしているそうです。

・・・で、「カワイイものを描く天才」と太郎氏のコトを勝手に呼んでいる私としては、
やはり第五福竜丸などをモチーフにした「船」とか気になります。
(たとえ暗いテーマでも、叙情的に煽らないトコロもスキです。)

Tomorrow's Mythology4

そこで気がついたのですが、先日「岡本太郎(平凡社)」という画集を見ていたら、
こういった作品に出会いました。1955年に描いた 燃える人 なのですが、
よく見るとすでに「船」のキャラクターがいます。(スゴイですね。)

Tomorrow's Mythology5

それとは関係ないのですが、個人的に気に入っているのは「クジラ」です。
どこにいるか?は、実物を見に行った時にでも探してみて下さい。
(遠くていけねーよ!という人は、こちら からどーぞです)(笑)

余談ですが、この大作を描く前のエスキース(下絵)が、
川崎市岡本太郎美術館 に展示されているので見比べてみるのも面白いです。
(下絵といってもかなり大きいですが・・・)(笑)

渋谷にある「太郎作品」まだまだ続きます・・・☆


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【オススメ書籍】
■「今日の芸術」(岡本太郎:著)
(美術館へ行く前に1回読むと、見える画や感じる色もかわるくらいスゴイ本です。)
■「自分の中に毒を持て」(岡本太郎:著)
(発想を覆す・・・というよりも、やっぱりそれで良かったのか、と力をくれる一冊です。)
■ 「岡本太郎が、いる」(岡本敏子:著)
(岡本太郎ってどんな人?と思う方にオススメ。「痛快な太郎列伝」が満載でて面白いです。)
■ 「川崎市岡本太郎美術館所蔵作品集 TARO
(初期から後期まで主要作品を解説つきで一気に見れます。)
■ 「太郎さんとカラス」(岡本敏子:著)
(太陽の塔のモチーフはカラスだった!?優しくも切ないオススメの1冊です。)
■「岡本太郎―岡本敏子が語るはじめての太郎伝記」(岡本敏子:著)
(「岡本太郎が、いる」には書かれていないエピソードが満載です。ビギナーにもOKです。)

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